電子竹林:Blog

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「死刑にいたる病」

白石和彌監督、高田亮脚本、櫛木理宇原作。鬱屈した日々を送る大学生・雅也(岡田健史)のもとに、24件の連続殺人事件の犯人・榛村大和(阿部サダヲ)から1通の手紙が届く。榛村は犯行当時パン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよく店を訪れていた。手紙の中で、最後の事件は冤罪であることを証明してほしいと雅也に依頼するが…。なんとも、どんよりとした気分にさせてくれる、GW映画からは対極な暗い印象。「愚行録」とか「冷たい熱帯魚」とか、痛くて残虐でメンタルにもグサグサささる映画、個人的には結構好きだけど。冤罪云々について、ちょっとイマイチな展開なんだが、原作ではどうっているのかが気になる。ポイントになるんだから、もうちょっと深みがあってもよかったのに。原作未読だが、これは読んでみるかなあ。

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