トミー・ウィルコラ監督。物欲のクリスマスにうんざり気味のサンクロース(デビッド・ハーバー)が、富豪ガートルード(ビバリー・ダンジェロ)の家に入る。そこは、ガートルードの息子ジェイソン(アレックス・ハッセル)、その別居中の妻リンダ(アレクシス・ラウダー)、その娘トゥルーディ(リア・ブレイディ)たちがパーティにきていたが、スクルージー(ジョン・レグイザモ)たち武装強盗団が3億ドルの現金を強奪しようとしていた…。内容的には本物のサンタが強盗団と戦うという予告編そのまま。面白いところは多少あるけど、もっと面白くできただろうし、もうちょっとヒネリが欲しかったなあ。なんで今上映しているかというと、かなりのスプラッタでR15+だからまったく子供向きじゃないからだろうな。悪党サンタものだと「ウォンテッド・Mrクリスマス」とか「バッド・サンタ」とか、それなりにいいのがあるけどなあ。