電子竹林:Blog

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「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」

渡辺一貴監督、小林靖子脚本、荒木飛呂彦原作。特殊能力ヘブンズ・ドアーを持った人気漫画家の岸辺露伴(高橋一生)、青年時代の露伴(長尾謙杜)は祖母の下宿屋で奈々瀬(木村文乃)から邪悪な「最も黒い絵」の話を聞いていた。その絵がルーブル美術館に所蔵されていると知った露伴は担当編集の泉京香(飯豊まりえ)と共にパリへ向かう。露伴は、ルーブル職員のエマ野口(美波)、東洋美術の調査員・辰巳(安藤政信)と共に、その絵があるという地下倉庫Z-13倉庫へ向かうことになるが…。ドラマ版は結構好きで見ていた。劇場版は、観終わってみると、過去との絡みなど物語的にはかなりしっかりしているが、内容薄めで1時間ぐらいで十分じゃないって気がする。そして、無理にルーヴルに行く必要もなかったような。監督が、ベルトリッチ「暗殺の森」(映像的には美しい、物語は個人的には退屈)からの影響を書いていたが、それってパリへ行って撮りたかっただけじゃないか、と思った。

http://kishiberohan-movie.asmik-ace.co.jp/