電子竹林:Blog

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「バービー」-Barbie-

グレタ・ガーウィグ監督。毎日がハッピーな完璧な世界、バービーランドのバービー(マーゴット・ロビー)は、この世界に疑問を持ったことから、ケン(ライアン・ゴズリング)と共に人間の世界へ旅に出ることになる。マテル社CEO(ウィル・フェレル)たちは、バービーを探すが、バービーは自分の持ち主サーシャ(アリアナ・グリーンブラット)、その母親グロリア(アメリカ・フェレーラ)と出会う…。予告編からは「LEGOムービー」「フリー・ガイ」みたいな設定の印象を受けてたが、想像のはるか上だった。バービーという存在意義を、二転三転させる展開は面白い。監督の「レディ・バード」「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」でも感じたフェニミズム感は、さらに強力すぎるぐらい前面に出している。エンタメでありながら、社会性もあり、また哲学的でもある。マテルが全面協力しているのも不思議だな、バービーをどうしたいんだろ。

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