ベン・ウィートリー監督。海洋研究センター・マナワンは亡きスーインの弟ジウミン・ジャン(ウー・ジン)が引き継ぎ、そこには潜水レスキューのジョナス(ジェイソン・ステイサム)、スーインの娘メイイン(ソフィア・ツァイ)たちがいた。ジウミンたちは人類未踏の約10キロの深海へ向かうが、そこで不法採掘を目撃。それは、巨大ザメMEGや巨大生物を地上へ呼び寄せることになるが…。前作「MEG ザ・モンスター」のド派手B級サメ映画から、ド派手B級モンスター・アクションアドベンチャーって感じに変わり、かなりテイストが違う。監督交代のせいなのかな。中国アクションをハリウッドで作ったという第一印象かなあ。派手さがあれば辻褄なんか気にしない、最近の中国アクションものの悪いところが出ている。素手でモンスターと戦うジェイソン・ステイサムに哀れみを感じてしまう。ジウミンが手なづけようとした、幼魚から育てたMEGのハイチとか、活躍少ないし。科学的なメチャクチャさは前作と同じ。
