電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「江戸しくざ」

越川禮子。江戸しぐさブームなのか、本が何冊も出ている。その中で評判がいい一冊を読んでみる。朝日新聞夕刊マリオン連載の単行本化。当時世界最大の都市だった江戸には様々な人々が集まったため、トラブルを未然に防ぐ「江戸しぐさ」が生まれた。「肩引き…

「リバタリアン宣言」

蔵研也。リバタリアニズム(自由意志論、libertarianism)とは、他者の権利を侵害しない限り各個人の自由を最大限尊重すべきとする政治思想。経済や社会への国家の介入を最小限にすべきという主張。分かりやすいし面白いし、概ね共感出来る。現代の日本社会に…

「年収崩壊~格差時代に生き残るための「お金サバイバル術」」

森永卓郎。「年収300万円時代を生き抜く経済学」(id:zom-1:20070505#p3)の続編なんだろうが全体に焼き直しで内容的にはあまり進歩が無い。格差社会、ワーキングプア、下流社会と見慣れたキーワードと、まあ普通な対策の話。新鮮みは無かった。(memo:2005年30…

「パンダコパンダ/雨ふりサーカス」

高畑勲演出、宮崎駿脚本美術設定画面構成、小田部羊一キャラクターデザイン、大塚康生作画監督。ひとつ屋根の下で暮らすミミ子(声:杉山佳寿子)と親パンダのパパンダ、子パンダのパン。そこへ一匹の虎の子が舞い込むが…。1973年の作品、38分、初見。全体には…

「パンダコパンダ」

高畑勲演出、宮崎駿脚本美術設定画面構成、小田部羊一キャラクターデザイン、大塚康生作画監督。祖母を法事へ送り出したミミ子(声:杉山佳寿子)は、竹やぶに誘われてきた子パンダのパン、親パンダのパパンダ(声:熊倉一雄)と共同生活を始めるが…。ジブリ美術館…

「101 Contemporary art Fair」

Art

旧練成中学校。「アートフェア2008」よりはこっちの方がパワーがあって面白い。荒っぽいのが多いけど。パワーという意味では、「デザインフェスタ」が一番面白いかな。自己表現とう名の薄っぺらなのも多いけど。 http://www.101tokyo.com/jp/

「アートフェア2008」

Art

東京国際フォーラム。ギャラリーによるアート見本市?しゃれているけど、あんまりパワーが無いかな。気のせいか奈良美智のコピーみたいのが目立つ気がする。 http://www.artfairtokyo.com/

「うた魂♪」

田中誠監督、栗原裕光脚本「あたしが産卵する日-Salmon Gril-」(2004年函館港イルミナシオン映画祭8回シナリオ大賞)。北海道、七浜高校合唱部のソプラノパートリーダー・荻野かすみ(夏帆)は、美声美貌に恵まれ異常なまでに自信を持つ女の子。ある日、思いを…

落語「遊吉の会」

お江戸上野広小路亭。高校の同級生の旦那さんである三遊亭遊吉の「遊吉の会」。春風亭昇吉(東大出の前座)「たらちね」、三笑亭可龍「宗論」、ボンボンブラザース曲芸、三遊亭遊吉「汲みたて」と「大工調べ」。「大工調べ」の啖呵がいい感じ。落語の途中で地…

「マイ・ブルーベリー・ナイツ」- My Blueberry Nights -

ウォン・カーウァイ(王家衛)監督脚本。ニューヨーク、恋人の心変わりで失恋したエリザベス(ノラ・ジョーンズ)は、ジェレミー(ジュード・ロウ)のカフェに出入りするようになる。ジェレミーの心遣いでエリザベスの傷も癒され二人の距離は近づくが、ある日、エ…