電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

Art

「サイレント・ダイアローグ 見えないコミュニケーション」

Art

ICC。ほとんど植物を使っているもので、見せ方は面白いものの新鮮さは少なかった。数的にもちょっと少ない。「植物歩行訓練」藤幡正樹+銅金裕司はちょっとヘンで面白かった。説明されないと意味が分かりにくいけど。なんか1993年トンデモ本大賞の三上晃「植…

「フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展」

Art

国立新美術館。アムステルダム国立美術館所蔵の中からフェルメールは日本初公開「牛乳を注ぐ女」の一枚のみ、後はオランダ風俗画。大変な混雑を予想していたので開館直後に到着、すでに人は結構入っていたが最初はすっとばしてすぐにフェルメールの部屋へ。…

「六本木クロッシング2007」

Art

森美術館。個人的には面白いの詰まらないの半々な印象。旋盤廃材の金属都市「RPM-1200」榎忠(全重量4トン)、コマドリアニメの辻川幸一郎「ミュージックビデオ」、ドラッグビデオのようなエンライトメント「マインドプリーツ」、緻密な描き込みのできやよい、…

「ムンク展」

Art

国立西洋美術館。装飾的としての絵画というテーマで、オスロ市立ムンク美術館などからの代表作108点。「不安」、「絶望」は来ているが「叫び」が無いのは残念。前半は面白かったが、後半はイマイチな印象。個人住宅の装飾にムンクの絵を頼んで、駄目だしの繰…

「写真新世紀東京展2007」

東京都写真美術館。展示は前回(id:zom-1:20071104#p2)観たけど「写真新世紀東京展2007」のグランプリ発表のビデオを見てくる。グランプリ無しで三人が準グランプリだといのは聞いていたけど総評が気になったので。準グランプリは黒澤めぐみ「二重性活」、中…

「シュルレアリスムと美術~イメージとリアリティーをめぐって」展

Art

横浜美術館。1920年のフランス文学から始まったシュルレアリスム、これをイメージパワーの実験としての意味に迫っている所が上手い。ピカソ、キリコ、ダリあたりの巨匠は大作は少ないが、ルネ・マグリットは「大家族」、「王様の美術館」と充実。これらが宇…

「写真新世紀東京展2007」

東京都写真美術館。優秀賞の青山裕企「UNDERCOVER」、黒沢めぐみ「二重性活」が好み。インターネット上で「モデルやります」という素人モデルを撮り続けた中田柾志の作品も着想が凄い。モデルのヤバい感じの内面にもっと突っ込めれば凄い作品になったかも。 …

「東松照明 Tokyo曼陀羅」

東京都写真美術館。50年代から現在まで、「長崎マンダラ」、「沖縄マンダラ」、「京まんだら」、「愛知曼陀羅」のシリーズと最近の「プラスチックス」、「インターフェース」などなど。東松照明の50年代~60年代はホント素晴らしいなあと思いつつ、見所がも…

鈴木理策、中谷芙二子 座談会

東京都写真美術館。中谷芙二子の話が中心だったせいかやや盛り上がりに欠けた印象だったが、話の中身は面白かった。中谷芙二子が雪の結晶の中谷宇吉郎の娘で、昭和記念公園の「霧の森」の作者だとは知らなかった。昭和記念公園の「霧の森」はお勧め。(memo:…

鈴木理策「熊野、雪、桜」

東京都写真美術館。写真は正直それほど好きじゃないけど、展示の仕方がインスタレーションみたいで素晴らしくよかった。写真はその一部みたいな感じ。あえて言えばオランジェリー美術館のモネ睡蓮の間の様。 http://www.syabi.com/details/suzuki.html

第18回日本写真作家協会展 第5回JPA公募展

東京都写真美術館。入選作も含めイマイチ面白くなかった http://www.syabi.com/details/jpa2007.html

「昭和」写真の1945-1989 第4部 50年代以降「オイルショックからバブルへ」

東京都写真美術館。リアルに知っているだけに、内容的には面白みにちょっと欠けた。写真としては面白いし、写真家の名前はビックなのが多いが。このテーマでは宮本隆司の廃墟モノが一番好き。 http://www.syabi.com/details/syowa4.html

「昭和」写真の1945-1989 第2部「ヒーロー・ヒロインの時代」

東京都写真美術館。前回(id:zom-1:20070623#1)の終戦直後は歴史的な写真という気がしたけど、今回はリアルタイムで経験している時代だけに見方も変わってきた。秋吉久美子が魅力的なのには驚いた。秋山庄太郎「昭和の美人」とか、紗のかけ方は今見るとドギつ…

キュレーターズ・チョイス07「対話する美術館」

東京都写真美術館。去年(id:zom-1:20060715#p1)よりは素直なチョイスとキャプションが多い感じがするが、やはりこれは面白い企画。今回は知ってる学芸員のチョイスは遠目にも分かった。 http://www.syabi.com/details/curator07.html

「FASHION MAGAZINE マーティン・パー写真展」

東京都写真美術館。英国のファッション写真家のマーティン・パー、ポール・スミス2007年秋冬コレクション用新作を含む、カラー写真約100点。基本的に好きなジャンルじゃないのだけど、派手な色彩の配置の仕方とか、自然光の下でのライティングの妙とか凄いと…

「トルコ・イスタンブール歴史紀行 トプカプ宮殿の至宝展」

Art

東京都美術館。トプカプ宮殿博物館とトルコ・イスラム美術博物館の約140点。2000年にトルコに行った時に両方とも訪れた(自慢…でも映画「トプカピ」で観て以来の念願のエメラルドの短剣は貸し出し中だったので今だに本物を観られないでいる)。トルコ・イスラ…

「ル・コルビュジエ展~建築とアート、その創造の軌跡」

森美術館。絵画は目新しかったし、建築との関係性は分からないでもないがあんまり面白くない。その他の立体模型は見応えあったし、映像作品はコルジュジエ自身やCGなど豊富で結構面白かった。近代建築の五原則(ピロティ、屋上庭園、自由な平面、水平連続窓、…

「凶区/Erotica 」森山大道

epSITE。アムステルダム、ケルン、パリ、シドニー、タイ、上海、新宿、大阪さまざまな都市での森山大道によるスナップ。それを大判のインクジェットプリンタにより引き伸ばしたもの。いつもの森山大道、街の切り取り方も味があって荒っぽいが迫力がある。粒…

「アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌」

国立近代美術館。マグナム・フォトの創設メンバーで「決定的瞬間」のブレッソンと説明するまでもない有名な存在だが、ここまで全貌を一同に見られるのは感動。欧州、米国、ソヴィエト、中国などの各国、ポートレートや風景などのジャンル毎などなど。やはり…

「世界報道写真展2007」

東京都写真美術館。相変わらずの迫力、世界では色々な事が起こっていると写真で感じさせる。アケトンデ・アケレイエ「石油パイプラインの事故のあと、顔のすすを洗い落とす男性」、オデッド・バリルティ「イスラエル警備隊に抵抗する入植地の女性」など、そ…

「大地への想い 水越武写真展」

東京都写真美術館。世界中の美しい自然の写真から環境を考えるという姿勢は分かりやすい。迫力がある写真は多いが、反面、題材としては平凡な印象も残る。個人的には「オオワシ」や屋久杉の様な、色彩的造形的な部分が面白かった。 http://www.syabi.com/det…

「昭和 写真の1945-1989 第1部 オキュパイド・ジャパン(昭和20年代)」

東京都写真美術館。終戦直後の写真は印象的、特に焼け野原のパノラマ写真。林忠彦「浮浪児」などの視点が暖かくて好き。この当時の写真でも、今の土地との関連が分かって時間の連なりを感じる。 http://www.syabi.com/details/syowa.html

「MONET 大回顧展モネ」

Art

国立新美術館。国内にもモネが多くある事を実感出来る反面、海外のに比べると平均的には質で劣ると実感してしまう。平日なのに大混雑、やはりオバちゃんが少なくなる夕方遅くに行けば良かった。関係作品の小部屋が空いているのが、気分転換になった。オルセ…

「菊池伶司とその時代」

Art

町田市立国際版画美術館。22歳で夭折した菊池伶司(1946-1968)。新日曜美術館で特集していたので急遽観に行く。作品数は少なかったが、生で観ると迫力がある。この美術館は初めて行ったが分かりにくい。帰りは簡単だったが。 http://www.city.machida.tokyo.…

「絵画が語る1945±15」

Art

世田谷美術館。戦争を挟んだ1930から1960年の時代を絵画で観る企画。作品的にはちょっと地味だが、意図としてなかなか面白い。好きなのは宮本三郎「飢渇」と「死の家族」、飯野農夫也の木版画。 http://www.setagayaartmuseum.or.jp/

「世田谷時代の岡本太郎」展

Art

世田谷美術館。数は少ないけど、それぞれに迫力があって面白い。好きなのは「燃える人」1955、「夜明け」1948、「森の掟」1960。 http://www.setagayaartmuseum.or.jp/

「レオナルド・ダ・ヴィンチ天才の実像」

Art

東京国立博物館。超混雑、「受胎告知」は細部はいいけど全体のパースベクティブはやっぱりヘン。右下から見るように構成されているという話は有名だが、実際にその位置から見てもやっぱり不自然。若き時代のミスとした方がすっきりする。その他は複製、模型…

「「日本のグラフィックデザイン:ジャグダ 1981~2006」

Art

東京ミッドタウン・デザインハブ。ジャグダ(JAGDA/社団法人 日本グラフィックデザイナー協会)の広告やシンボルマーク、平和を訴えるメッセージポスターなどなど。それなりに面白くて懐かしいが並べただけという印象。 http://www.designhub.jp/exhibition.ht…

「日本を祝う」

Art

サントリー美術館開館記念展I。祥、花、祭、宴、調という構成。作品数は少ないが、意外に面白かった。純粋に日本の昔にいい物があったんだなあと思う。良かったのは「南蛮屏風」伝狩野山楽、「十二ヶ月景物絵巻」、「舞踊図」、「藍色ちろり」。 http://www.…

「Professional Photographer 200人展」

フジフィルムスクア・オープニング記念。タイトル通りのプロカメラマン200人の写真。目立った名前では荒木経惟、石川賢治、一色一成、海野和男、大竹省二、川口邦雄、栗林慧、立木義浩、中村征夫、蜷川実花、細江英公、森山大道、HASHI(橋村奉臣)などなど…。…