電子竹林:Blog

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「グロテスク」 - The Grotesque - 97/01/18

英国の田舎に来た執事のスティング(!)を中心とするブラックなストーリ。製作も英国で、もうちょっと英国らしいブラックさを求めていたんだけどイマイチ。スティングをはじめ、役者それぞれはアクが強くていいんだけど、ストーリ全体となるとボヤけた印象しかない。ちょっと残念でした。見る前は「デリカテッセン」のようなイメージでいたんだけど、あそこまで行って欲しかった。「流れ板七人」97/01/17意外な事に結構面白かった(^^;)。もっとメチャクチャつまらないと思っていたのに。俳優はみんなダメなんだけど、最近の映画の中で料理がちゃんと描かれていたのに関心しました。素材とかその調理とか丁寧。去年の「美味しんぼ」が料理を描く事から逃げているのに対して好感が持てました。脚本はまあまあ、俳優はみんなダメ(^^;)、料理は良しという印象。監督の和泉盛聖治はしょうもない映画が多いんだけど、「この胸のときめきを」なんて、なかなかいい映画を突然作ってしまって…、この監督、捨て切れないだよなあ(^^;)。「この胸のときめきを」は畠田理恵の他、松下由樹が若いときに出てます(^^)。