1997-03-02 「やがて悲しき外国語」 Book 村上春樹。なかなか面白い。村上春樹のエッセイは安心して読める。知的だし、視点が面白いし、根底では博愛主義な人みたいだし。「やがて悲しき外国語」は外国で生活する日本人がぶつかるちょっとしたエピソードが多い。そんな所から日本と米国の文化批評をしている風もあるけど、ま、それほど肩を張らない気軽さがある。