電子竹林:Blog

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「CURE」

1997東京国際映画祭インターナショナル・コンペティション黒沢清が監督。もう「地獄の警備員」以来、まったく信用してない監督であるが、ちょっと面白そうなので観てしまった。主人公が役所広司萩原聖人うじきつよし中川安奈。被害者の首を×に切り刻む殺人事件が続く。しかし、すべての犯人は捕まっている。この奇妙な連続殺人事件を追うのが、刑事の役所広司精神科医うじきつよし。サイコものとしては、なかなか雰囲気ある展開で、もう目一杯期待させてくれるのだけど…。ラストでどう決着付けてくれるのかと期待していたのに、期待ハズレだった。やはり、黒沢清は期待ハズレな監督だなあ(^^;)。あれだけネタを振っておいて、この終わり方は無いでしょ、としか言えない(^^;)。