電子竹林:Blog

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「トーマス・クラウン・アフェアー」 - The Thomas Crown Affair -

ジョン・マクティアナン監督、ピアース・ブロスナンレネ・ルッソデニス・レアリー、ベン・ギャザラ、フェイ・ダナウェイ。鮮やかな手口で美術館から盗まれたモネの名画を追う保険調査員キャサリンバニング(レネ・ルッソ)。彼女が目を着けたのはトーマス・クラウン(ピアース・ブロスナン)。表向きはニューヨークの投資会社社長だが、裏では冒険を好む男。1968年スティーブ・マックィーンフェイ・ダナウェイの「華麗なる賭け」のリメイク。フェイ・ダナウェイは、今回、精神分析医として特別に出演する。「黄金の7人」シリーズ、「トプカピ」、「ルパン三世」と怪盗モノは好きではあるのだけど、これは、今ひとつ乗れなかった。最初と最後はいいんだけど、途中はお洒落にお洒落に作ろうとしていて、実際は退屈。マグリッドの絵に象徴される、胸に空いた空虚な穴も嘘っぽいだけな感じがする。