電子竹林:Blog

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「エニイ・ギブン・サンデー」 - Any Given Sunday -

オリバー・ストーン監督脚本、アル・パチーノキャメロン・ディアスデニス・クエイドジェームズ・ウッズジェイミー・フォックス、LLクールJ。主人公のトニー(アル・パチーノは、プロフットボール・チームのマイアミ・シャークスのコーチ。昔の名門チームも新オーナーのクリスティーナ・パグニアーチ(キャメロン・ディアス)の元で士気が下がりっぱなし。さらにスター選手のジャック(デニス・クエイド)の怪我、代わりの無名選手ウィリー(ジェイミー・フォックス)もお粗末なプレーばかり…。まったく、オリバー・ストーンに期待する事は無いので、思ったよりはよかった。最後も結構盛り上がったし。しかし、まあ退屈しないぐらいのレベルだけど。それでも2時間31分は長すぎる。金の事しか考えないオーナー、引退寸前の選手、地元ファンとの関係、チームの買収、不協和音の響くチームがまとまっていく…もう、スポーツ映画で常套手段を詰め込んだだけで、なんの新しさも感じなかった。女性であるクリスティーナが父の意志を引き継いでチームを維持していく重荷みたいなモノは新しいんだけど、上手くは出てなかったし。