電子竹林:Blog

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「ベガスの恋に勝つルール」- What Happens in Vegas -

トム・ヴォーン監督、デイナ・フォックス脚本。婚約者にフラれたキャリア・ウーマンのジョイ(キャメロン・ディアス)、父親の家具工場をクビになったジャック(アシュトン・カッチャー)、友人と出かけたラスベガスで偶然に二人は意気投合。酔っぱらった勢いで結婚してしまうが、結婚解消の話の直後にスロットマシンが300万ドルを当ててしまう…。設定的にはメチャクチャ面白くなりそうな話なのに、いたって平凡。ありきたりな妨害工作、そして理解…と思った通りにしか展開しない。実にもったいない。基本的には脚本が悪いと思う。ラブコメならキャメロン・ディアスという発想も古臭い。コメディとしては笑えるシーンもあるけど、ほとんど脇役のおかげという感じ。親友のティッパー役のレイク・ベル、ヘイター役のロブ・コードリーは個性的でいい。キャメロン・ディアスはまだ36歳なのにかなり疲れた感じで、その若作りが痛々しい。アシュトン・カッチャーとだと親子に見えない事もない(^^;)(カッチャーの妻デミ・ムーアは16歳上だけど)。

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