電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「逆さめがねが街をゆく 上下逆さの不思議生活」

カニシ出版 吉村浩一 川辺千恵美。読むまで知らなかったが、著書の川辺は大学の隣の学科の人だった。彼女の意匠工学専攻の修士論文、「違和感を求める遊びについて-上下反転メガネ体験を通じて」がこの本の元になっている。認知科学などでよく使われる逆さメガネについては、簡単な記述はよく例として引き合いにだされるが、ここまで実地に実験して、試したのは読んだ事なかった。逆さメガネをしたまま街を歩き、キャッチボールをし、バイクの後ろに乗り、ロープウェイに乗るなど、様々な体験の記録。関係ないが、千葉大西門前の北京亭とか出てきて懐かしかった(^^)。