電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「聞く猿」

ナンシー関 朝日文庫週刊朝日1995/9/29号~1997/2/28号に連載したもの。「小耳にはさもう」の文庫本版第三弾。テレビでの一言へのつっこみと、内容は同じ。大物タレントとの共演関係でのツッコミによるヒロミの位置、これはみごとな指摘。また芸能人の上がりとしての政治家、という見方はなかなか凄い。その他、ボキャブラ清水圭の笑いを語る理不尽、水野晴郎の次回作の百恵出演へのラブコール、藤田朋子の笑いものになる事、反オカルトとしての大槻教授などなど。今回の消しゴム、本人も最初に謝っているがケビンコスナー、ほんとに似てない。いつも似ている訳ではないが、これは記録的に似てない。ある意味偉業であるほど似てない。