電子竹林:Blog

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「インサイド・マン」- Inside Man -

スパイク・リー監督、ラッセル・ジェウィルス脚本(初)。冷静な犯人グループ・リーダー、ダルトンラッセル(クライブ・オーウェン)らによる白昼のマンハッタン信託銀行強盗事件が発生。人質を取って立て籠った犯人グループ、それに対する捜査官フレンジャー(デンゼル・ワシントン)、そして銀行会長ケイス(クリストファー・プラマー)から派遣された女弁護士ホワイト(ジョディ・フォスター)が現れる…。籠城の頭脳戦、隠された目的などなど、基本的な所はかなり面白い。が、ネタバレがちょっと早過ぎて、中盤の展開で興味を引っ張りきれていない感じ。上手く作れば「ユージュアル・サスペクツ」みたいに、アっと言わせる映画になったかもしれないのに。最近、ぱっとしないスパイク・リーがどういう映画にするか注目だったけど、まあ腕の良さは健在な印象(微妙な人種ネタも注目)。初脚本のラッセル・ジェウィルスは記憶に残す必要あり。73

http://www.insideman.jp/