電子竹林:Blog

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「ヘイトフル・エイト」-The Hateful Eight-

クエンティン・タランティーノ監督脚本。南北戦争後のワイオミング州の雪の中、元北軍少佐で今は賞金稼ぎのマーキス(サミュエル・L・ジャクソン)は同じ賞金稼ぎのハングマンことジョン(カート・ラッセル)と1万ドルの賞金首デイジー(ジェニファー・ジェイソン・リー)の馬車に同乗し、途中で新米保安官のクリス(ウォルトン・ゴギンズ)を加え、吹雪から避難するためにミニーの紳士洋品店へ逃げ込む。そこにはミニーの代わりの店番であるメキシコ人ボブ(デミアン・ビチル)、絞首刑執行人オズワルド(ティム・ロス)たちがいたが…。タランティーノの8作目、終わってみればいつものタランティーノ節という印象。心理戦などのミステリーとしての期待はあったけど、そこにはまったく深みは無かった。「ジャンゴ」ほどの物語のひねった面白さもなかったかな。まあ面白いのだけど、間延びした展開は「ジャンゴ」(id:zom-1:20130302#p1)っぽい。この話で3時間近い、なんでこんなに長くするんだかまったく謎だ。音楽はエンニオ・モリコーネ

http://gaga.ne.jp/hateful8