トニー・スコット監督、ジェリー・ブラッカイマー製作。ニューオリンズ、543名の犠牲者を出したテロ事件を捜査するATFの捜査官ダグ(デンゼル・ワシントン)は手がかりとなる一人の女性クレア(ポーラ・パットン)の遺体に注目する。ダグは政府が極秘に開発した「タイム・ウィンドウ」と呼ばれる監視システムでクレアの足跡を追う…。予告編を観てブラッカイマー流だなと思ったけど予想的中。予告はかなりの違和感があるけど「エネミー・オブ・アメリカ」が好きならば、まあ楽しめるだろう。後半になるほどSF的、杜撰な展開でラストも納得出来ないけど。時間を超えた伏線の描き方は面白いんだけど、あまり活かされてなかった。ビジュアル表現は結構面白い(パナヴィジョンのジェネシス(「スーパーマン・リターンズ」id:zom-1:20060929#p1で使われた)とか、タイムスライス用のTimetrack(http://www.virtualcamera.com/)とか)。
