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「幻影師アイゼンハイム」- The Illusionist -

ニール・バーガー監督脚本、スティーヴン・ミルハウザー原作「バーナム博物館」収録「幻影師、アイゼンハイム」。ハプスブルク帝国末期の19世紀末ウィーン。絶大な人気を持つ幻影師アイゼンハイム(エドワード・ノートン)は、皇太子の婚約者ソフィ(ジェシカ・ビール)と舞台で出会う。遥か昔、公爵令嬢のソフィとアイゼンハイムは身分の差から無理矢理に引き離された恋人同士だった…。展開も予告編で想像した範囲内、トリックには騙されなかったが全体にはよく出来た物語。純愛な部分も好感が持てる、好きな映画。「プレステージ」(id:zom-1:20070610#p1)とは違う方向性の面白さ。奇術を映像のトリックで表現するとチャチく感じるけど、まあ設定的にキモになる所だからしょうがないかな。それでも、エドワード・ノートンはかなり手先の練習をしている感じ。(追記:原作の短編を読むが、かなり違う話だった)

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