電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「闇の子供たち」

阪本順治監督脚本、梁石日(ヤン・ソギル)原作。日本の新聞社バンコク支局の新聞記者・南部(江口洋介)は、日本の子供がタイで臓器移植を受ける情報を得て調査を開始。現地のNGO職員・音羽恵子(宮崎あおい)と知り合う…。人身売買、幼児売買春、臓器密売など社会派で重い内容。全体に演出が雑で物語のテンポも悪い。心に響き意味がある内容だけに、もうちょっとちゃんと作って欲しかった。これなら素直に原作を読んだ方がいい気がする。特に宮崎あおいは設定的にもそうなのかもしれないが、妙に力が入った演技でシーンを台無しにしている。ラストの方は原作とはかなり違うみたいだけど、適当にまとめてしまった印象。(memo:9/23からのバンコク国際映画祭上映が急遽中止になったらしい)

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