電子竹林:Blog

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「おろち」

鶴田法男監督、高橋洋脚本、楳図かずお原作。不老不死の体を持ち、人の世を彷徨い歩く少女おろち(谷村美月)。1950年のある嵐の晩、おろちは女優・門前葵(木村佳乃)と2人の姉妹が住む屋敷に立ち寄る。門前の女は29歳になると体が醜く朽ちていく家系であるというが…。原作は読んでいるけど記憶曖昧。「姉妹」と「血」の二話をつなげて改編し一つの話にしている。「リング0~バースディ」、「予言」(原作は「恐怖新聞」、id:zom-1:20041023#p1)とホラーの多い監督だけど、描写力の無さと演出の下手さばかり記憶に残っている。脚本が高橋洋なのが救いだけど、良かったのは劇中の映画の使い方が冴えている所ぐらいか。全体には中身が薄くテンポも悪く退屈で疲れた。

http://www.orochi-movie.jp/