マイケル・アリアス監督、大森美香脚本。好き勝手に行きて来た青山勝人(長瀬智也)は、病院の検査で余命3日を宣告される。入院した勝人は7歳から病院で暮らす春海(福田麻由子)と出会うが…。1997年ドイツ映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」(未見)のリメイク。監督の前作「鉄コン筋クリート」(id:zom-1:20070105#p1)は良かったけど、これは全く駄目だった。映像からしてダメダメで、アニメのセンスはあっても実写のセンスはゼロ。本城直季的ミニチュア風撮影とか、奇抜なだけで意味が感じられない。陳腐なストーリとエピソードの積み重ね、テンポの悪い展開、まったく良い所がなかった。福田麻由子は嫌いじゃないけど、活きてなかった。
