電子竹林:Blog

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「真夏の方程式」

西谷弘監督、福田靖脚本、東野圭吾原作。自然が残された玻璃ヶ浦では海底鉱物資源開発計画が進み、その説明会に物理学者・湯川学(福山雅治)が招待されていた。湯川が泊まった緑岩荘を営む川畑夫婦(前田吟風吹ジュン)の娘・成実(杏)は開発反対派の一人。そしてその従兄弟の小学生・恭平が夏休みで遊びにきていた。その晩、15年前の殺人事件を追っていた元警視庁刑事の塚原が防波堤で死体で発見され、警視庁の岸谷(吉高由里子)が玻璃ヶ浦に派遣されるが…。「容疑者Xの献身」(id:zom-1:20081004#p1)と監督/原作/脚本/主演が同じ。西谷弘はフジテレビ系の監督では唯一信用出来るかも。今回は事件は単純だけど、ヒューマンドラマに視点を置いて構成している所が好き。子供との関係、過去の事件との絡み方の展開もなかなか気がきいている。ドラマの「ガリレオ」は余り観てないのだけど、科学的知識というよりは、科学という姿勢に重点が置かれて子供に説明しているのが気に入った。

http://galileo-movie.jp/aboutthemovie/index.html