電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「予想どうりに不合理- 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」」

- Predictably Irrational : The Hidden Forces That Shape Our Decisions - Dan Ariely

ダン・アリエリー。「行動経済学」(id:zom-1:20080730#p1)、「経済は感情で動く」(id:zom-1:20081013#p7)と続いて読んでみた行動経済学の本。内容的にはこの本が一番面白いし、文章も魅力的。相対性による選択(囮の選択肢)、無関係な数字による価格判断の基準(恣意の一貫性、アンカー効果、アンカリング)、無料の強大なインパクト、報酬をもらうと下がるモチベーション(社会規範による忠誠心)、性的興奮による影響、先延ばしと自制心(借金、クレジットカード)、保有効果、不要な選択肢を残す、予想の効果、価格の力(プラセボ効果)、不正直さと宣誓効果などなど。(memo:バーニングマン=ネバタ州ブラックロック砂漠の年8日間のイベント、貨幣経済や商行為は禁止、GIve&Give)(memo:ハーディング=Herding、群れ集う、自己ハーディング=過去の行動に群れる)(memo:従業員による盗み=6000億ドル、強盗窃盗など=160億ドル、2004年)

http://www.amazon.co.jp/dp/4152089792