電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「ベイビィベイビィベイビィ!」

両沢和幸監督脚本。30代未婚のキャリアウーマン、大手出版社の雑誌副編集長の佐々木陽子(観月ありさ)。陽子に待望の新雑誌編集長の話が来るが、カメラマン哲也(谷原章介)との勢いでの妊娠が発覚。陽子は平塚みさお(斉藤由貴)の産婦人科を訪れるが…。産科崩壊、出産難民、キャリアと出産、低収入での出産育児などなどの現実社会の問題山積状態を無視するように、そんな事はどうにかなる、子供は生めばなんとかなる的な能天気さ。完成披露試写にも招かれた小渕優子少子化担当相はどう思ったのだろうか、気になる。撮影も演技もTVドラマ程度で予想通りではあるが、神田うの松下由樹など「ナースのお仕事」のメンバーもすでに華が感じられない。斉藤由貴吉行和子はなかなかいいと思った。沐浴練習のシーンでの笑いの取り方は品が無い。これに比べたらヒュー・グラント主演「9か月」はずっと面白かったな。(平塚産婦人科の外観は、うちの近所の文化財の洋館だった)

http://www.babybabybaby.jp/