電子竹林:Blog

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「さや侍」

松本人志監督脚本。ある出来事により刀を捨てた伊香藩水位微調役・野見勘十郎(野見隆明)と、その一人娘のたえ(熊田聖亜)は脱藩し流浪の旅を続けていた。ある時、勘十郎は多幸藩で捕らえられるが、その殿様(国村隼)が処したのは若君を笑わせるという「三十日の業」だった…。前二作の「大日本人」 (id:zom-1:20070608#p1)、「しんぼる」(id:zom-1:20090912#p1)ともに、絶望的につまらなかったので期待ゼロだったが、まあバラエティ番組でやるレベル。松本人志が主演してないので、ちょっとはマシになったのか。最初、"さやだけを持つ侍"という設定を知った時には、何か深いモノがあるのだと期待したが、ほとんど何も意味がなくて設定が活かされていないで愕然。いい話な部分もあるんだけど、そこは浮いているようにしか感じられなかった。りょうやROLLYの存在意義もほとんど無かった。

http://www.sayazamurai.com/