「キツツキと雨」

沖田修一監督。人里離れた山村、木こりの岸克彦(役所広司)は妻を亡くし、定職につかない息子・浩一(高良健吾)と二人暮らし。ある時、山奥にゾンビ映画の撮影に来ていた気弱な映画監督・田辺幸一(小栗旬)に出会うが…。ユーモラスなシーンの入れ方は絶妙、竹槍の撮影シーン、晴れ待ちのシーンとかの映像的な美しさもいい。この監督、「南極料理人」(id:zom-1:20090830#p1)でも感じたけど、何かモノ足りない印象もある。それが味かもしれないし、まだまだ発展途上なのかもしれないけど、上手いのは確か。カメラマン役の嶋田久作がいい味だしてた。

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