電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「プリンセス トヨトミ」

鈴木雅之監督、相沢友子脚本、万城目学原作。大阪にやってきた会計検査院調査官、松平元(堤真一)、鳥居忠子(綾瀬はるか)、旭ゲーンズブール(岡田将生)は社団法人OJOを検査するが何か不信を感じる。またOJOの向い、お好み焼き屋太閤・真田幸一(中井貴一)の一人息子・大輔(森永悠希)は念願のセーラー服姿で登校するがイジメにあい、橋場茶子(沢木ルカ)に助けられるが…。「HIRO」(id:zom-1:20070917#p1)の鈴木雅之監督なので期待ゼロだったけど、その通りな映画。原作(id:zom-1:20100905#p3)も風呂敷を広げたけど上手く畳めず、設定だけで終ってしまった印象だけど、映画はラストを10倍に薄めてウェットにした感じ。後半はかなり退屈。その割には大輔と茶子の描写は少ない。綾瀬はるかはキャラ的には面白かった。原作の才女ゲーンズブールを男にしたのが謎だったけど、綾瀬はるか岡田将生のキャラを考えると正解だったのかも。森永悠希は意外にセーラー服が似合ってる。原作と違って太ってないからじゃないか。

http://www.princess-toyotomi.com/