電子竹林:Blog

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「ドラゴン・タトゥーの女」- The Girl with the Dragon Tatto -

デヴィッド・フィンチャー監督、スティーヴン・ザイリアン脚本、 スティーグ・ラーソン原作。スウェーデン、実業家ヴェンネルストレムの不正行為を暴いた月刊誌「ミレニアム」のジャーナリストのミカエル(ダニエル・クレイグ)は裁判に敗訴。「ミレニアム」が危機の時、大財閥のヘンリック・ヴァンゲル(クリストファー・ブラマー)から40年前に起こった兄の孫娘ハリエット失踪の事件の調査依頼が舞い込む。やがてミカエルは、調査員リスベット(ルーニー・マーラ)に協力を求めるが…。原作は最初だけ、オリジナル版は放映では観ている、結構好き。フィンチャー版は期待大だったけど、それを上回るほど面白かった。オープニングの「移民の歌」の映像からシビレっぱなし。リスベットを超えてリスベットっぽいルーニー・マーラが素晴らしい、特にパッツン前髪と脱色眉毛。物語は純粋にミステリーとしても面白いのだけど、それをスタイリッシュに描き切った才能に感服。あと二作も楽しみ。物語的には最初のが一番面白いのだけど。

http://www.dragontattoo.jp/