電子竹林:Blog

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「県庁おもてなし課」

三宅喜重監督、岡田惠和脚本、有川浩原作。高知県庁は観光促進のために「おもてなし課」を設立、職員の掛水(錦戸亮)は観光大使に選んだ作家の吉門喬介(高良健吾)のアドバイスにより民間感覚を持った多紀(堀北真希)をアルバイトに雇い、さらに過去に「パンダ誘致論」で県庁を追い出された清遠(船越英一郎)にコンタクトを取るが…。監督、脚本、原作ともに「阪急電車 片道15分の奇跡」(id:zom-1:20110605#p1)のチームなので、多少の期待はあったがこれはヒドイ出来だ。恋愛関係は陳腐すぎてまったく感情移入出来ない。レジャーランド化と言っている観光構想もまったく身勝手なお役所感覚、がっくりな映画だった。錦戸亮が下手なのは分かっているにしても、堀北真希関めぐみが活きてこないのが残念。これは高知のイメージダウンにならないの?

http://www.omotenashi-movie.com