パク・チャヌク監督。大きな屋敷に暮らし、鋭敏な感覚を持つ少女インディア・ストーカー(ミア・ワシコウスカ)。18歳のインディアの誕生日に父は交通事故で死去、彼女と母(ニコール・キッドマン)の元に行方が分からなかった叔父のチャーリー(マシュー・グード)が姿を現すが…。「JSA」や「オールド・ボーイ」(id:zom-1:20041109#p1)などのパク・チャヌクのハリウッド作品。「プリズン・ブレイク」の主演俳優主演ウェントワース・ミラーがオリジナル脚本を書いているのが驚き。ミステリーなのかホラーなのか、謎だらけな展開のさせ方が上手い。音や触覚に訴える映像の作り方も巧み。「永遠の僕たち」(id:zom-1:20111229#p1) でも見せた、どこか地から離れたような存在感のミア・ワシコウスカの演技もラストのラストまで魅了してくれる。パク・チャヌクらしい残虐さも多く、美しく恐ろしい、好きな映画。
