電子竹林:Blog

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「ローマでアモーレ」- To Rome with Love -

ウディ・アレン監督脚本。引退したオペラ監督のジェリー(ウディ・アレン)は娘の婚約者一家に会うためにローマを訪れるが、婚約者の父がシャワーで歌うカンツォーネの美声に驚く。建築学生ジャック(ジェシー・アイゼンバーグ)は恋人と同棲中だが、そこに彼女の親友モニカ(エレン・ペイジ)が泊まりにくる。田舎から上京したばかりの夫婦、アントニオ(アレッサンドロ・ティベリ)とミリー(アレッサンドラ・マストロナルディ)の部屋に、ミリーの留守中、娼婦のアンナ(ペネロペ・クルス)が現れる。平凡な中年男レオポルド(ロベルト・ベニーニ)はある朝突然、有名人になってしまう…。四つの話の同時進行。「ミッドナイト・イン・パリ」(id:zom-1:20120529#p1)はかなり良かったけど、「恋のロンドン狂騒曲」(id:zom-1:20130216#p1)はイマイチ、これも同じレベルかなあ。ロンドンより、さらにテーマが不明確。ジェリーのエピソードはなかなかいいけど、他のはエスプリに欠ける。レオポルドの話は特に浮いた感じがする。モニカ(エレン・ペイジ)はキャラ的には好きなんだけど、活きたエピソードはほとんど無かった。ジョン(アレック・ボールドウィン)の絡ませ方とか、ファンタジックで面白かったけど。ローマ観光名所の入れ方は上手い。

http://romadeamore.jp/