ロバート・レッドフォード監督、ニール・ゴードン原作、レム・ドブス脚本。1969年、ベトナム戦争反対を訴え連続爆破事件を起こしていた過激派ウェザーマンは、三名がFBIの指名手配になりながら消息を断っていた。30年後のNY近く、元メンバーのシャロン(スーザン・サランドン)が突然逮捕、地元紙オールバニ・サン・タイムズのベン(シャイア・ラブーフ)は、妻を亡くし11歳の娘を一人で育てる弁護士ジム・グラント(ロバート・レッドフォード)が関係者だと疑うが…。ロバート・レッドフォードの娘が11歳ってのがかなり無茶な感じはしたが、全体には地味だけどスリリングで面白い逃走劇。ちょっシドニー・ルメット監督、リバー・フェニックス主演「旅立ちの時」を連想させる設定かな。ミミ役ジュリー・クリスティ、ニック・ノルティ、ドナル、リチャード・ジェンキンス、クリス・クーパー，その他も凄い俳優満載でなんとも豪華。ウエザーマンは実在したテロ組織。邦題はなんともショボ過ぎるな。
