大谷健太郎/さとうけいいち監督、黒岩勉脚本、枢やな原作。東西諸国が対立する世界。幻蜂家の汐璃(剛力彩芽)は幼い頃に両親殺害の現場から生き伸び、名前も性別も偽り清玄として幻蜂家当主でファントム社総帥となっていた。秘密を知るのは執事で契約した悪魔セバスチャン(水嶋ヒロ)、そして共同経営者の若槻華恵(優香)。また、西側諸国の女王の番犬としてスパイを行う清玄は、ミイラ化する連続殺人事件の調査を始め、ある製薬会社に目を付けるが…。原作も未読、アニメも未見だけどオリジナル・ストーリみたい。ミステリーっぽい要素はあるけど、まるで面白みはない。なんだか狙いが分からない、詰まらないストーリー。テンポも演出も悪い。どう分担しているのか分からない二人の監督だけど、その辺で一貫性が出来ていないのかもしれない。剛力彩芽もいいトコないけど、水嶋ヒロの滑舌の悪さはヒドイ。
