電子竹林:Blog

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「しあわせへのまわり道」-Learning to Drive-

イザベル・コイシェ監督.ニューヨーク、書評家ウェンディ(パトリシア・クラークソン)の元から、夫テッドが浮気相手のもとへ去る。失意のウェンディは娘ターシャ(グレース・ガマー)との約束で免許を取るために、タクシー運転手で自動車教習を行うダルワーン(ベン・キングズレー)に教官を頼む。ダルワーンはインドからの亡命者であり、妹が決めたジャスリーン(サリータ・チャウドリー)との結婚を控えていた…。「死ぬまでにしたい10のこと」(id:zom-1:20031118#p1)でゴヤ賞脚色賞受賞したコイシュの監督作品。予告からは「ドライビング・Missデイジー」+「マダム・イン・ニューヨーク」(id:zom-1:20141012#p1)な印象だったけど実はあんまり似てないか(^^;。小粒ながらいい話。異文化の人々の心が溶け合っていく事により、自分を見つめ直す感覚が心地よい。米国映画でシーク教徒が主人公ってのも珍しいか。

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