ジョン・リー・ハンコック監督。1954年、シェイクミキサーのセールスマン、レイ・クロック(マイケル・キートン)の元に8台もの注文がくる。レイはその発注元カリフォルニア州南部のバーガーショップ、マクドナルドに興味を持ち訪れ、その合理性に感銘を受け、マクドナルド兄弟にフランチャイズ化を持ちかけるが…食べない割にはマクドナルド本はかなり読んでいる。この映画の元になってる「成功はゴミ箱の中に～レイ・クロック自伝」(id:zom-1:20070715#p3)と、批判的な「おいしいハンバーガーのこわい話」や「デブの帝国」(id:zom-1:20041114#p2)、「ファーストフードが世界を食い尽くす」とか、映画では「スーパサイズミー」(id:zom-1:20050204#p1)もあるか。時間的な経緯自体は自伝の内容ほぼそのままだが、微妙に批判的なトコもあり本社が許したなという印象も残る。しかし、米国のビジネスは怖いなあ、正直者はバカを見るなあという気分だけが残る。
