電子竹林:Blog

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「泣く子はいねぇが」

佐藤快磨監督。秋田県男鹿半島、後藤たすく(仲野太賀)は妻・ことね(吉岡里帆)、生まれたばかりの娘との三人暮らし。大晦日の夜、たすくは康夫(柳葉敏郎)たちとナマハゲ行事に参加するが、ある問題を起こす。二年後、上京していたたすくは秋田の親友・亮介(寛一郎)と再会したことから、秋田の母・せつ子(余貴美子)、弟・悠馬(山中崇)の元へ戻るが…。監督の劇場デビュー作、「夜明け」などの手掛ける是枝裕和の文福が企画協力。地味な話でヒューマンドラマってトコは「夜明け」と同じか。丁寧にエピソードを積み重ねて、ラストのまとめ方で上手いなと思わせる。仲野太賀は微妙な心理の出し方はいい、特にお遊戯会の演出は好き。吉岡里帆も地味な感じがいいな。古川琴音は印象的だけど出番少なかった。まあ、全体に地味な映画だけど嫌いじゃない。

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