電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「すずめの戸締まり」

新海誠監督原作脚本。宮崎県・高千穂で暮らす17歳の岩戸鈴芽(声:原菜乃華)は、扉を探して旅をしているという宗像草太(声:松村北斗)と出会い、遊園地の廃墟で謎の扉を見つける。そして、言葉をしゃべる白猫ダイジンが現れ、日本各地の後ろ戸が開き始めるが…。出だしから場所が高千穂、苗字が岩戸でいろいろ想像させる。中央構造線に沿って移動し、神戸というのが暗示的だったが、まあ、そういう内容か。岩戸なのになぜ戸締まりなのか、というトコがずっとモヤモヤ感残っていてあんまりスッキリしなかった。始めから上手いなと思う反面、物語的にはいろいろな新海誠の自己パクリ感あると思った。結果的にはかなり面白かったのだが、改めて考えると新海誠に求めているのは、こういうスペクタル感じゃないのだけどなあ、と個人的には感じる。まあ、でも、それはノスタルジーなんだろうな。

https://suzume-tojimari-movie.jp/