アレックス・ガーランド監督脚本。ロンドンに住んでいたハーパー(ジェシー・バックリー)は夫ジェームズ(パーパ・エッシードゥ)を失い、心の傷を癒すために田舎町へやってくる。広大なカントリーハウスでしばらく暮らすことになるが、その管理人ジェフリー(ロリー・キニア)と同じ顔の男たちと村で出会い、また謎の影に追われることになる…。A24作品、「エクス・マキナ」のガーランドが監督脚本ということで期待の作品。サイコスリラーかホラーかもわからない展開で、どんどん謎が深まる。深まるだけで、最後は収拾できてない気もするが、まあ嫌いじゃない。MENって意味はいろいろと深くて考えさせられる。監督もインタビューで言っていたけど、図像学のシーラ ・ナ・ギグ、グリーンマンが何度も出てくる。この辺の意味はイマイチわからないなあ。