電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「夜、鳥たちが啼く」

城定秀夫監督、高田亮脚本、佐藤泰志原作。売れない作家の慎一(山田裕貴)のもとに友人の元妻・裕子(松本まりか)が幼い息子アキラ(森優理斗)を連れて引っ越してくる。慎一は離れのプレハブで暮らす生活を送り、裕子はアキラが眠ると街へ遊びに出かけていたが…。原作未読。派手な展開はないが、じわじわと心に沁みてくる感じの映画。「そこのみにて光輝く」 と同じ原作者と脚本家で雰囲気は似てるんだけど、「そこのみ…」みたいなダラダラした感じはなく気持ちいいテンポ感が好き。しかし、佐藤泰志は他にも「海炭市叙景」、「オーバー・フェンス」「きみの鳥はうたえる」 と映画化が多い作家。あの人の小説は映像化してみたくなるのだろうなあ。山田裕貴は、人間味があっていままでの中で一番好きだ。

https://yorutori-movie.com/