電子竹林:Blog

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「首」

北野武監督脚本編集原作。織田信長(加瀬亮)が天下統一を目指し、毛利軍、武田軍、上杉軍と攻防を繰り返していたなか、信長の家臣・荒木村重(遠藤憲一)は謀反し姿を消し、明智光秀(西島秀俊)の元に身を隠す。信長は家臣に村重の捜索を命じ、羽柴秀吉(ビートたけし)は弟の秀長(大森南朋)、黒田官兵衛(浅野忠信)を使い行方を追う。一方、元忍者の芸人・曽呂利新左衛門(木村祐一)は偶然に村重と出会い、また百姓の茂助(中村獅童)は秀吉に憧れ侍になろうとするが…。「アウトレイジ 最終章」 以来、6年ぶりの北野武映画だが、俳優が豪華絢爛なのに演技は学芸会みたい、全体に緊張感がないシーンばかり。どうしちゃったんだろう、という印象。俳優たちは納得して演技しているんだろうか。こんなに間抜けな黒田官兵衛を初めてみた。戦国コメディ、コントをやりたかったんだろうか、そうなってしまったんだろうか。物語も、視点が定まらずにまったく平凡。

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