電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「サイコドクター楷恭介」(4)

オキモトシュウ、亜樹直。猟奇連続殺人、妹の謎などを全部解決して急いで完結したという印象。大きな事件では無く、市井の人々の問題を解決している方が楷恭介らしいと思うので、こういう終わり方はイマイチ。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406…

「右脳がぐんぐん目覚める四倍速CDブック」

七田眞。かなり売れているというので試してみたが…んー、これはトンデモ系では無いのだろうか?右脳は左脳の100万倍の記憶能力とか、完全記憶の先には超能力があるとか、どういう根拠?

「マンガ脳科学入門」

アングス・グラトゥリ文、オスカー・サラーティ絵、小林司訳。タイトルにマンガとあるが、挿し絵が多いだけ。内容は結構濃く、それ程判りやすい訳でもないが、脳科学全般を簡単に知るにはいいかもしれない。著者が視角と認知の専門家なので、その分野の話が…

「インファナル・アフェア/無間序曲」

アンドリュー・ラウ/アラン・マック監督。最終日最終回でやっと観られた。第1作(id:zom-1:20031025)はイマイチな感じがしたのだけど2作目はいい。最初、登場人物の多さに混乱したが、中盤から緊張感がある物語の展開に引き込まれる。若手二人、ラウ(エディソ…

「PLUTO」(1)

浦沢直樹。手塚治虫の「鉄腕アトム」の中の「地上最大のロボット」をベースにしているが、エピソードやキャラクタを違う角度から再構築している。そこにはオリジナルの世界観や心情、思想が上手く再現されている。現代の視点から観るとオリジナル以上に親密…

「大使閣下の料理人」(20)

西村ミツル、かわすみひろし。今回は北アフリカ料理、グッチーのプロポーズ、愛の一本立ちがメイン。新キャラ北島萌が愛に代わるのか?しかし、対決が無い料理漫画という点では貴重な存在かも。北アフリカで使われているタジン鍋は一度使ってみたいと思ってた…

「OUT」

二ノ宮知子。イラストレーターのヒモの歌ちゃん、爆弾作ったりのメチャなキャラという点では「飲みに行こうぜ!!」(id:zom-1:20041002#p5)に似てる。キャラだけでストーリがほとんど無いのも似ているかも。この頃、1999年に比べれば「のだめカンタービレ」は…

「のだめカンタービレ」(10)

二ノ宮知子。ジュマペール、フランス編になってものだめワールド炸裂、コマンタレブー。プリごろ太によるフランス語学習が傑作、シルブプレ。なにげな裏軒オヤジの息子丼にも笑わせてもらいました。新キャラのライバルのジャン、片平がいい味を出しそう。 ht…

「記憶力を強くする-最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方」

池谷裕二(イケタニではなくイケガヤらしい)、ブルーバックス。この著者と糸井重里の対談「海馬」(id:zom-1:20040926#p2 )が生まれるきっかけとなった話題作であったが、やっと読んだ。記憶の概論から始まり、海馬、神経細胞、さらにLPTと専門的な話まで進み…

CEATEC 2004

去年まではLCD/PDPで棲み分けされると思われていた大型ディスプレイは、SED(Surface-Conduction Electron-emitter Display)の突然の登場、リアプロの進化で混迷の状態。SEDは発色も奇麗だし消費電力も少ない。期待出来る。リアプロは短期間に薄く、明るく進…

「めぐりあう時間たち-三人のダロウェイ夫人」

マイケル・カニンガム。同名映画(id:zom-1:20030525)の原作、ベストセラー、ピュリッツア賞、ペン/フォークナー賞受賞作品、さらに映画が面白かったのでは読まない訳にはいかない。確かに面白い。映画でも活かされていた構成の妙は巧みで、滑らかな手触りの…

「Blue Heaven」(1)-(3)

高橋ツトム。豪華客船と殺人鬼、設定は面白く、ストーリ展開も勢いがあって面白くなるかと思ったが、結局はいい展開にはならなかった。派手な様で実はキャラの存在が薄い。三巻の後半は読み切り「69」「ROUTE 69」だが、これもイマイチ。 http://www.amazon.…

「スクールウォーズHERO」

関本郁夫監督。元のTVドラマもまるで観ていない。期待ゼロであったが予想に反して楽しめた。ステレオタイプな設定や脚本に照英のクサい演技が上手くハマッている。60,70年代の「青春とはなんだ」等の青春シリーズの懐かしい面白さがあった。それを狙っている…

「ヴィレッジ」- The Village -

M.ナイト・シャマラン監督。映画としてはスタンダード。ホラー的味付けや、謎を引きずった展開のさせ方は巧みでそれなりに面白い。しかし、シャラマン"らしさ"の、意外なオチという部分では期待外れか。アイヴィー役のブライス・ダラス・ハワード(ロン・ハワ…

「ワンマンズ・ドリームII ザ・マジック・リブズ・オン」

TDL名作ステージ「ワン・マンズ・ドリーム」のバージョンアップ版。基本的な構成は変わってないが、1にあった中だるみは感じられず、ノンストップなエンターテイメントが展開する。派手さ、奇麗さはかなり強化された。でも、オープニングのモノクロからカラ…

「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」

4月に書いたが(id:zom-1:20040415#p1)やっと行った。途中で得点方法がさりげなく壁に書いてあるが、ボヤッと歩いていて見逃すと高得点は狙えない。出来るだけ1万点、5000点をすばやく見つけて撃つべし。照準(照門、照星)の緑の溝を使うと上手く狙える。とに…

「ホーンテッドマンション”ホリデーナイトメアー”」

TDLの中で一番好きなアトラクションがティム・バートン「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」に変身したとなれば行かない訳には行かない…。ま、中途半端な変身だろうと高を括っていたが、これがお見事、傑作。随所にマニア心をくすぐられる仕掛けの数々。…

「飲みに行こうぜ!!」

二ノ宮知子。朝食にビール一気飲み。職場でもメチャクチャだが業績は優秀、夜は一升瓶にビヤ樽ラッパ飲み、というメチャなキャラは面白い。でも、最後までメチャクチャに突っ走ってまとまりがないが、ま、これでいいのか(^^;)。併録の「瀬戸の花ムコ」「おか…

「月のパルス」

くらもちふさこ。ひさしぶりのくらもちふさこ。まだ出だしだけで、主人公二人が出会ってもいないが面白い予感はある。二人の背景が謎だらけで、これで当分引っ張られそうな気がする。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4088652355/

「美味しんぼ」 (89)

雁屋哲、花咲アキラ。対決は無し、食文化の話題は魅力がほとんど無し。料理として面白かったのはネギ鍋ぐらいか。「小ビンの謎を解け」はネタはすぐに判ったが、あのオヤジ、味覚がヘンにならない? http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4091864899/

「内側から見た富士通 成果主義の崩壊」

城繁幸。鳴り物入りで各社に導入された成果主義は、運用を誤るといかに悲惨な結果になるかを解説。筆者のいた富士通を題材にしているが、どの会社でも同じ事だと思う。目標管理制度が生む士気低下、業績悪化のネガティブループ。最後の日本型成果主義の理想…

「アラモ」- The Alamo -

ジョン・リー・ハンコック監督。ジョン・ウェインの「アラモ」の記憶もほとんど無いのだけど(クロケットはアライグマの帽子だった(^^))、この映画は存在価値がよく判らないなあ。トラヴィス中佐(パトリック・ウィルソン)、ジム・ボウイ(ジェイソン・パトリッ…

「ゼロ」(48)(49)

愛英史、里見桂。最近、とみに"神の手"の出番が減って来た気がするが…、探偵まがいの仕事が多い。紋章、泥炭人、チベットのデルゲパルカンと意外な分野を扱うのはちょっと面白いのだけど、やはり"神の手"が出ないと寂しい。 http://www.amazon.co.jp/exec/ob…