電子竹林:Blog

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「ロスト・ワールド - ジュラシック・パーク」 - The Lost World:Jurassic Park -

試写会で観ました。原作は詰まらない印象があったのですが、映画は映画なりにまあいいんじゃないでしょうか。原作から、かなり荒っぽい変更の仕方ではありますが。と言うか、まるで違うと思った方がいいかも。登場人物を原作と比較してみると、マルカム博士、サラ・ハーディングは同じ。古生物学者のリチャード・レヴィンは出てこない(^^;)。レヴィンの助手の中学生ケリー・カーティスは、映画ではマルカムの娘になってます。その相棒は出てこない。原作で一番好きだった、応用工学専門家ジャック・ソーンも出てきません。しかし、ソーンの助手である、エディ・カーは装備の専門家として出てきます。あと、重要な役として原作には出てこないハンター役のローランド・テンポがいます。登場人物でこれだけ違うし、内容も部分的に原作から拾ってるだけという感じ。ラストにいたってはまるで違います。恐竜映画から、怪獣映画になってしまってます。崖での車のシーンが、実に映画的な興奮を誘って気に入りました。特にあのガラスのきしみ方が最高。あのシーンがなかったら、この映画はまるで評価しなかったかも知れません。