電子竹林:Blog

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「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」 - Jilary and Jackie -

アナンド・タッカー監督、エミリーワトソン、レイチェル・グリフィス、ジェイムズ・フレイン。幼い姉妹、ヒラリーはフルート、ジャクリーヌはチェロと一緒に音楽を楽しむ幼い姉妹だった。姉のヒラリーはフルートでいつも優勝して母の自慢。妹のジャクリーヌは必死になって練習し、やがて逆転していく。若くして多発性硬化症にかかった天才的な、女性チェリストジャクリーヌ・デュ・プレを描いている。実際の姉のヒラリーが執筆した著書を映画化だけに、実に生々しい。どこまで実話か判らないのだけど、姉と妹と関係や、天才の苦悩、不幸みたいなモノは非常に上手く出ていて、観ている時よりも見終った後に心にしみてくる映画として、面白い。英国映画。