電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「A.I.」 - A.I.-

スティーブン・スピルバーグ監督、ハーレイ・ジョエル・オスメントジュード・ロウ、フランシス・オーコナー。温暖化による海面上昇によりわずかな陸地しか残されていない未来社会。不治の病に侵された息子の代わりにの、愛する感情を持つロボットの少年デイビッド(ハーレイ・ジョエル・オスメント)はあっけなく捨てられ、スーパートイのテディ、ジゴロ・ロボットのジョー(ジュード・ロウ)と共に、様々な冒険を続ける…。観る前にあまりに悪評を多く聞いていたので、思ったよりは良かった印象。全体には展開がギクシャクしていた感じ。キューブリックがどの程度まで着手していたのか判らないが、ヘンに呪縛があって、伸び伸びと作れなかったのでは無いかと想像してしまう。「シックス・センス」に続く、オスメントの名子役ぶりが随分と賞賛されているようだけど、ロボット的にはジュード・ロウの方がずっと上だった。ルージュ・シティのデザインとか、細部のデザイン、工芸品は金がかかっていてちょっと面白かった。