アントワン・フークワ監督、スティーヴン・ハンター原作。元海兵隊のスナイパー、ボブ・リー・スワガー(マーク・ウォールバーグ)は引退し山奥で隠遁生活を送っていた。ある時、ボブの元を突然訪れたジョンソン大佐(ダニー・クローバー)から長距離狙撃の大統領暗殺計画阻止を依頼される…。2000年このミス一位の映画化。思い入れがある原作なので、好きな場面、好きなキャラの省略や改変はかなり気になる。特に最初の鹿と最後の法廷。その代わりに派手な戦闘ばかりが加えられて、単純なドンパチ映画となり原作の面白さが残っていない。こんな風にシリーズを映画化するのは止めて欲しい。娯楽作としてはいいのだろうけど、この原作を使うにはもったいな過ぎる。
