ジョン・アヴネット監督製作、ラッセル・ジェウィルス脚本。20年以上コンビを組んでいるNY市警のターク(ロバート・デ・ニーロ)とルースター(アル・パチーノ)。ある時、犯罪者だけを狙い現場に詩を残す連続殺人事件が起こるが、犯人としてタークに疑いの目が向けられる…。2007年の映画なんだけど，なんで今ごろ公開なのか疑問だった。サイトを見るとなぜか2008年「ザ・エッグ」とセットで日活が配給。見終わってみるとストーリ的にはしっかりしているんだけど、無駄なミスディレクションの羅列とそれ絡みの演出のまずさが全体の印象を下げている。それぞれのキャラもなんか納得できない。役者頼りでは興行的には無理と判断してたのを日活が配給したという事なんだろうか?主演二人の共演は2005年マイケル・マン監督「ヒート」以来だが、「ヒート」でも同時のシーンはほとんどなく、唯一のレストランシーンも共演疑惑が持たれる程の不仲説。この映画ではホントに共演している、合成やCGでなければね。
