金子文紀監督、高橋ナツコ脚本、よしながふみ原作。男だけを襲う謎の疫病・赤面疱瘡により男の人口は女の1/4になり、3代将軍徳川家光以降、将軍職は女子へと引き継がれる。貧乏旗本の長男、水野祐之進(二宮和也)は幼なじみのお信(堀北真希)への思いを諦め、大奥へ奉公へ上がる。まもなく7代将軍家継が死去、8代将軍吉宗(柴咲コウ)がやってくるが…。原作は最初の4巻まで読んでいる。吉宗のエピソードは原作の中でも一番いい話なので、物語的には悪くない。それでも演出は平板、演技も面白みに欠けて、全体には平凡な出来上がり。男だけの大奥は、コミックでは悪くないと思っていたけど、実写にすると結構気色悪い。
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