電子竹林:Blog

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「ツリー・オブ・ライフ」- The Tree of Life -

テレンス・マリック監督。実業家ジャック・オブライエン(ショーン・ペン)は少年時代の事を思い出す。1950年代のテキサス、厳格な父(ブラッド・ピット)、父に従順でありながら純粋に子供を愛する母(ジェシカ・チャステイン)、二人の弟との日々を…。自己満足映画、と言われるのはなんか分かる。自己満足だろうと面白ければそんな文句は言われない。特に前半、映像はそれなりに面白いながら何をやろうとしているのか方向性が見えないで、まるでコッポラ制作の「コヤニスカッツイ」な雰囲気。テレンス・マリックの映像としては違和感が多い、CGや合成も多い。2011年のカンヌ映画祭パルム・ドールというのは納得出来ないな。2006年の「ニュー・ワールド」(id:zom-1:20060524#p1)以来の映画だけど、これに比べると「ニュー・ワールド」はしっかりしていた。

http://www.movies.co.jp/tree-life/