レスリー・ヘッドランド監督。高校時代の友人グループ、仕切り屋のレーガン(キルステン・ダンスト)、元カレを引きずり続けているジェナ(リジー・キャプラン)、男好きのケイティ(アイラ・フィッシャー)、ブタ顔があだ名のベッキー(レベル・ウィルソン)で、最初に結婚する事になったのはなんとベッキー。ジェナのプライズメイドの元で式の準備は整うが、前夜のパーティで事件が起きる…。'85の「バチェラー・パーティー」から「ハングオーバー」(id:zom-1:20100716#p1)や「ブライズメイズ」(id:zom-1:20120512#p1)まで、この手の映画は多くてちょっと食傷気味。元はオフ・ブロードウェイの舞台劇で、演出家がそのまま監督したのが災いしたのか、エピソードはそれぞれ面白いのに、映像も展開のリズムも映画としてはイマイチ。ジェナの過去や、プールのエピソードなんかなかなかいいのに全体ではパっとしない印象。映像的なパンチも少なくて、「ブライズメイズ」のメリッサ・マッカーシーのような強烈なキャラがいない所が弱い。ちょっと勿体ない映画。
